MPって何?

住宅ローンの利用者と金融機関を仲介する業務を行う

MPとは、モーゲージプランナーの略です。

米国では「モーゲージブローカー」と呼ばれ、住宅ローンの仲介者として定着しています。「モーゲージ」はモーゲージローン(不動産を担保した貸付け)、いわゆる住宅ローンを指します。 米国のモーゲージブローカーは、住宅ローンの利用者と金融機関を仲介する業務を行っています。顧客の要望、条件にあった住宅ローンを紹介するだけでなく、金融機関への申込から契約の成立、返済までの顧客サポート全般を行います。米国では、住宅ローン利用者の60%以上がモーゲージブローカーを通じて借入をしています。

日本では、NPO 法人日本モーゲージプランナーズ協会が育成し、認定した住宅ローン分野の専門家がおり、住宅ローンの相談やあっせんができる資格を持ったコンサルタントとなります。

モーゲージプランナーが求められる理由

日本ではこれまで、住宅購入者のほとんどが住宅金融公庫等の公的ローンを利用してきましたが住宅金融公庫は2007年に廃止され今までの公的融資はなくなりました。

住宅ローンを借りる場合は銀行などの民間金融機関の住宅ローンの中から最も適した住宅ローンを選択することになります。しかし住宅ローンの仕組みや手続きは複雑で様々なリスクを秘めています。

この様な背景から、お客様に対する住宅ローンの高度な知識を持ち、相談だけではなく、ローンの提案、銀行への交渉、仮審査から住宅ローン契約に至るまでの「あっせん業務」についても責任をもって遂行できるモーゲージプランナーの社会的要望が高まってきたのです。

「中立な第三者」としての最適な住宅ローンを提案・支援

住宅ローン利用される場合、ほとんどが住宅販売業者からの紹介で住宅ローンを組んでいます。確かに提携ローンなどメリットのある住宅ローンもあります。

しかし、本当に住宅ローンを利用される皆様にとって最適でしょうか?

業者さんにしてみれば、短期固定金利型ローンなど売りやすい住宅ローンほど、利用者に提供できるわけです。しかし、それが本当に消費者の利益になっているかどうかはわかりません。数年後、変動金利型に移行する住宅ローンの場合、将来の金利リスクをきちんと説明しているのか?という疑問も残ります。
それは銀行の窓口でも同じこと。

だからこそ金融機関と消費者の間に立って、最も適切な住宅ローンを提案できる、中立的な第三者の存在が必要になってきます。

MPの大きな特徴は、住宅ローン契約の実務にまで踏み込んでいることです。アドバイスにとどまらず、実行支援までを視野に入れています。特定の金融機関に縛られず、特定の商品に固執することなく、消費者の皆様に最も有効な住宅ローンの締結を可能にするのがMPの仕事です。

弊社では、ご相談者様の希望をかなえることを前提に、キャッシュフローを分析します。お客様の希望・収入や支出・預貯金・家族構成等に応じたライフプランを前提とした資金計画を作成します。

それを元にして導きだされるのが「家が買えるか」「賃貸ではだめなのか」といった具体的な事柄です。

複数の可能性に対応して行われるシュミレーション、それが資金計画です。「いくらの家を買うのが適正か」「いくらの家ならば余裕を持って住宅ローンを完済できるか」わかりにくい住宅ローンを、実際に資金計画を立てながら、じっくりとご説明し、ご相談者様が納得するまで話しあい、安心できるマイホーム資金計画をお手伝い致します。

住宅購入で後悔しないために、また時代的に増加傾向にある住宅ローン破産者にならないために、弊社がサポート致します。